駅近じゃないとダメ?
2026.04.10
「駅近じゃないとダメ?」
「駅近不動産投資において、
「駅からの距離」は重要な指標の一つです。
・駅徒歩5分以内
・10分以内が理想
こうした基準は、融資や査定にも影響するため、
多くの投資家が重視しています。
ですが、本当にそれだけで判断していいのでしょうか?
実は、あえて「駅近ではない物件」を選ぶことで、
利回りや投資効率を高められるケースも少なくありません。
① 取得価格が抑えられ、利回りが出やすい
駅近物件は需要が高い分、
価格もすでに“織り込み済み”です。
一方で、駅から少し離れるだけで、
・物件価格が下がる
・競合が減る
結果として、同じ家賃でも
表面利回り・実質利回りが高くなりやすい傾向があります。
つまり、
「安く買って、適正に貸す」という投資の基本に、
より近い選択ができます。
② 入居者ニーズは「駅距離」だけではない
賃貸需要は、駅距離だけで決まるわけではありません。
例えば、
・車移動が中心のエリア
・在宅勤務が多い職種
・ファミリー層(学区・住環境重視)
こうしたターゲットにとっては、
「駅近」であることの優先度は相対的に下がります。
その分、
・広さ
・駐車場
・静かな環境
といった別の価値で差別化できれば、
十分に安定した賃貸経営が可能です。
③ 価格の下支え要因を見極める
もちろん、駅から遠い物件すべてが良いわけではありません。
重要なのは、「なぜそこに需要があるのか」を見ることです。
例えば、
・近隣に大きな企業や工場がある
・生活利便施設(スーパー、学校、病院)が充実している
・バス便や交通アクセスが機能している
こうした“駅以外の価値”があるエリアは、
価格の下支えが効きやすく、長期保有にも向いています。
④ 出口戦略をどう考えるか
投資である以上、
最終的には「売却」も視野に入れる必要があります。
駅近物件は流動性が高い一方で、
価格競争も激しくなりがちです。
一方、駅から少し離れた物件は、
・利回り重視の投資家への売却
・収益物件としての魅力訴求
といった出口戦略を取ることができます。
つまり、「誰に売るか」を明確にしておけば、
必ずしも駅近である必要はありません。
⑤ “人気”と“収益性”は必ずしも一致しない
ここが一番大事なポイントです。
多くの人が欲しがる物件=良い投資、とは限りません。
むしろ、
・人気が高い → 価格が高い → 利回りが低い
という構造になりやすいのが不動産です。
だからこそ、
「少し視点をずらすこと」がリターンにつながります。
まとめ
駅近は“安心感”を買う投資。
駅から少し離れる選択は、“収益性”を取りに行く投資。
どちらが正解かではなく、
どちらが自分の戦略に合っているか、自分が住みたいと思える物件かが重要です。
不動産投資は、条件探しではなく「視点の差」で結果が変わります。
その一つの選択肢として、“駅近ではない物件”も検討してみてはいかがでしょうか?




